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No.171

「きみは空にまばゆく光り」という本を作りました(後編)

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本と原稿そのものの話

◆本の仕様
印刷所:STARBOOKS様
B6 / 本文154ページ
カバー:コート紙_135K グロスPP CMYK印刷
表紙:モダンクラフト_ 137.5K
本文:淡クリームキンマリ_70K

「世界XX年前仮説」と同等です。
毎割34で入稿したので値段はいつもよりは抑えめにできました。
いい子入稿みたいだがこれはそもそも2025年に出したかった本なのでいい子ではない。


◆データ作成
・表紙
絵をProcreateで描いて、Photoshopでデザインを組んでいます。
イラレわかんないからPSD入稿です。最終的に全部ビットマップになるんだから何で作っても一緒だよ(暴言)。
CMYK変換は昔なんかで「Labカラーで調整してからプロファイル変換で直すのが良い」って読んでそれを盲信している。
それはそれとして一番大事なのはくすんでも良い絵を描くこと(そうか?

・本文
Googleドキュメントで書いてInDesignで組んでいます。PDF入稿。
Googleドキュメントはそろそろ「嬬武器」って打った時に「群馬武器」って変換させようとしてくるのだけやめてほしいんだが。嬬恋じゃないんだわ。
あと近親なんちゃらBLなのでこんなデータクラウドに預けてたらそのうち殺されるのでは……という恐れもあり、どっかに乗り換えたい気持ちはある。
でもそれってクラウド全部だめじゃない?自宅サーバー立てる?(?

InDesignは素人過ぎてたぶんその筋の人が見たら気絶しそうな使い方してると思う。


◆その他ツール
・辞書 - ジャパンナレッジ
オンライン辞書サービスが軒並みサ終したり広告が出るようになってしまったので(いままで無料で使わせていただいたこと自体がありがたいことだったのだが)、ブラウザで利用できる辞書を探して行きつきました。
これ大学は無料で使えることが多いんですって。ふ、ふ〜〜〜ん…………(はじめて知った顔

日本語辞書と百科事典が横断検索できるのが地味に助かるポイント。

とはいえ継続課金であることを考えると電子辞書を買い直してもいいかもなと思っているところ。読書の時にスマホ触りたくないし……。
電子辞書ってスマホくらいのサイズにならんか?


◆原稿生活
・資料まとめのノートを作った
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原稿中に「あのセリフどうだったっけ……」となる度にクラウドを見にいき、結果インターネットに吸われたり、探し物が始まってしまったり、を繰り返していたので、今回から参考資料をまとめるノートを作りました。やってよかった。
中身は主に以下
 ・公式セリフのプリントアウト
 ・過去の本の関連する情報
 ・参考に読んだ本の引用メモ
 ・プロット整理用のメモ

・参考文献って言いたかったから参考文献読んだ
参考文献一覧を作りたかったので本読みました。
だってその方が本っぽいから。
でも普通に調べ物楽しかったし、書きやすくなった部分もあるので引き続きやりたい。

・とりあえず書くのは大事だが……
2025年の年始のわたしをご覧ください。
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もうね、バカかと、アホかと。
字数を求めると書けるところしか書けず、飛ばし飛ばしに3万字くらい書いたところで整合性がとれなくなっていやになったため放置していた。最悪。

・結局アナログなんだよな
2026年1月にイベントに出て「そろそろ本出さなきゃな……」と思い、とりあえずイベントに申し込んで、とりあえず放棄していた3万字を印刷した。

A5横書きにひたすら赤入れをし、最初に立てたプロットらしきものと見比べながらどのシーンが埋まっていないかを確認。
足りてないシーンに新しく紙を差し込み手書きで方向性を決める。
全部読み終わったら新しいファイルに書き写しながら文章を足したり削ったりしてなんとか最後までこぎつけました……。

当該書面はこの間捨てたっぽいな。

・インターネットやめろ
人間はSNSをやめられない。
人間はたくさん見るものに好意を抱きがち(単純接触効果)
→原稿を強制的にたくさん見れば原稿が楽しくなるってことだよな(?
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iPhoneに「Xを開いてから一定時間が立つとGoogle Documentが開く」というオートメーションを仕込みました。

たぶんよかった。たぶん。これでよかったのかなぁ……?

・曲をつくる
そもそもわたし飽きっぽくてずっと同じ作業できないんですよね。
だから途中で曲作るのも必要なこと。たぶんそう。
作業時間の割合が逆転しててもそれは必要なこと。きっとそう……。


・プロットちゃんと組んで
これに尽きる。わたしは見通しの立ってない事が本当に苦手。
「ここいい感じ」がなくなるまで組んでくれ。頼む。
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これは確か5万字くらいの段階で書き直した時系列の図。
この時はじめて「群像劇だから一本道のプロットじゃダメかも」と気づく。何年やってるんだ……。



・それでもわたしは同人誌を書かなければいけない
記憶がパンクして死ぬから。
うそ、本当は死なないのかもしれないけど、でも書いておいた方が気分がいいので書いたほうが良いのだ。
同人誌は妄想の外付けハードディスク。

早く全部を書ききって楽になりたいですね。それまでよければ引き続きお付き合いいただければ幸いです。

#海辺の亡霊

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