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No.152

曲をつくりました。
鼓動の嵐の真ん中で
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臆病者は繰り返す 泣きわめく風の中で
はじまりの傷を思い出す 赤い花を手向け

のぞんだ星は遠くて 盗んだ剣は歪み
貴方になれない模造品(レプリカ)に
狼は爪を立てて――

この消えない僕らの傷跡が
やがて命の形になっていく
いま鼓動の嵐の真ん中で
ぼくら 二人 ”僕ら”になっていく
夜が明ける

臆病者は書き記す いつか終わる拍動を
震える左手で綴った 宛名のない手紙

別れ道はもう遠く
滲んだインクの地図と 最果て指差す羅針盤
携えて ”コウカイ”を――

このいえない私の遠吠えを
いま鼓動の嵐の真ん中で
ぼくは ひとり

いま鼓動の嵐の真ん中で
一番近くに 貴方がいるから
いま祈らぬ僕らは手をつなぐ
星を 二つ 固く結んで
夜が明ける

そして二人は繰り返す
東の空の麓で
この鼓動はまだ終わらない
青い歌を歌う

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イメソン厨すぎるが、あんまり人様の曲でイメソンイメソン言うのもご迷惑な気がしてきたのでイメソンを書きました。イメソンを、書きました…………(大事な事なので略
初音ミク様も大変困惑されてると思うんですけど、うちに来たからにはこうです。仲良くやっていけそうな気がしてきました。

#海辺の亡霊

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